電源の入らないジャンクノートPCは本当のゴミであるのか分解するまでいつも不安である。
今回もそんな NEC LaVie
いつもの手順で分解を開始してまもなく、AC アダプターの接続口が燃えているのを発見!
あぁ、半田クラックのまま使い続けて基板まで燃やしたのか...
しかも、普通では考えられないくらい大きい穴となっている。
あまりにも酷い状態なので GND とショートしていないか確認すると、400オーム前後?
ショートはしていないが抵抗値が少ないようだ。
Power MOSFET でも破損しているのか調べたがバッテリー端子のサブ基板まで Power MOSFET は無く、サブ基板を接続していない状態で400オーム前後となるので少し変だ。
更に調べるために接続口のコネクタを取り外すと、更に穴が大きくなっていて炭になっている。
ん、炭!
これが低い抵抗値の正体で、基板上でカーボン抵抗を作ってしまったようだ。
とりあえず抵抗値がある程度大きくなるまで穴を広げてみると、こんなになってしまった。
周辺の部品も熱で壊れている可能性もあるので調べてみると、フューズが断線気味とチップコンデンサが少し劣化しているようである。
さて、どう修理しようか?
コネクタはそのまま使えるが、フューズと周辺のチップコンデンサは交換。
空いた穴はエポキシ系接着剤で埋めて補修。
あとは配線をし直して完了。
今回の修理は基板加工が殆どだった...
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