前回、電源LEDの点灯不良を基板補修で修理した DELL Inspiron 1100 は、まだメモリ増設で電源投入後に直ぐに電源が切れて落ちてしまう不具合が残っている。
この原因が増設したメモリにあることは分かっている。普通ならDELLのPCだからメモリの相性と安易に考えてしまうが、当然何かしらの原因があって動かないはずである。
この増設したメモリは Sofmap.com にて中古品を購入した。中古品なら全品検査されているので初期不良に当たらず安心できるが、今回はそうではなかったらしい...
しかし、何となく変な動きをするので少し検証してみた。
(1)いつも落ちてしまうわけではない
(2)動けばWindowsも起動できるが、少し動作が遅いときがある
(3)いつもお世話になっているMemtest86は落ちなければ殆どノーエラーだがエラーのときもある
(4)Memtest86でエラーはある固定番地が多い
メモリチップ不良の感じだがエラーの出方が変。とりあえずハード的にも問題が無いか調べてみる。
(1)メモリ基板の端子を洗浄→NG(やはり落ちる)
(2)メモリ基板の端子を研磨→NG(綺麗に磨いても落ちる)
(3)メモリ基板に貼り付いているシールの除去と基板全体を洗浄→OK(30回以上確認でOK)
なんと!メモリ基板に貼り付いていたシールが原因とは。
何故だろう?シールが付いていた場所は、メモリチップとチップコンデンサ...ん!
そう言えばチップコンデンサの部分に当たるシールが少し変色していたが、これが原因なのか?
1 件のコメント:
おそらくはシール部分が熱でこげて炭化したのか何かはわかりませんが、伝導体になってコンデンサがリークしたような状況になったのでしょう。
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